助成先事業実績
2023年度 助成先の事業実績
1. 香取市立佐原中学校(千葉県香取市)
助成事業名 | 佐原囃子用楽器整備事業 |
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事業内容 | 本校は、佐原の伝統文化の継承を踏まえ、郷土芸能部の活動を継続している。2023年度10月は校内文化祭、11月は香取市民文化祭で演奏発表し、当該事業で助成していただいた楽器を生かし演奏を披露することができた。 |
実施効果 | 篠笛を補充したことにより、音色が合い、演奏全体にまとまりが出てきた。音色の格段の向上により、各種演奏活動で成果を発揮することが期待できる。 |
今後の目標など | 郷土芸能部の活動を継続し、 「佐原の大祭」 (ユネスコ無形文化遺産、国指定重要無形民俗文化財)の重要な部分を担う佐原囃子の伝統を次代に引き継いでいこうと考える。各種行事へ参加し、演奏を披露することにより、佐原の伝統芸能を広めていくとともに、後継者の育成に寄与していきたい。 |
2. 香取市立佐原小学校(千葉県香取市)
助成事業名 | 佐原囃子用楽器整備事業 |
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事業内容 | 郷土芸能部の楽器整備と新規購入 |
実施効果 |
令和4年度までに助成金により、佐原囃子の練習やステージ発表のために使用する楽器や備品を購入。本年度もコロナ禍の中、活動に制限はあったが、10月19日(木)に第76回香取郡市小・中学校児童生徒音楽発表会(佐原文化会館)、11月18日(土)に第57回千葉県音楽祭(佐原文化会館)に出演した。 本事業で小鼓等を購入したり、小鼓の白皮を仕上げたりして、より本格的な楽器の演奏ができることを子どもたちは楽しみにしている。 今後も引き続き、新しい楽器や整備された楽器で演奏できることへの感謝の気持ちと、道具を大切にしようという意識や音の質についての意識を高めていけるように指導、支援していく。 |
今後の目標など | 演奏する楽器を新調したり整備したりすることにより、佐原囃子演奏への意欲を高めるとともに、佐原囃子の演奏技術の向上を図っていく。また、道具を大切にする心や多くの方々に支えられながら郷土芸能部が伝承されていることに気付けるように指導、支援することで郷士芸能部の活動をさらに推進して地域の伝統文化継承につなげながら、子どもたちの郷土愛、豊かな心を育成していく。 |
3. 佐原のまちづくり可視化研究会(東京都町田市)
助成事業名 | 佐原まちおこし記録作成事業 |
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事業内容 | まちづくり関係者の履歴を残す事業のための関係者ヒアリング事業を佐原アカデミアと共に実施して集積したものを検証し、併せて記録写真等の収集を行い、整理して文章化した。このまちづくりの記録として作成した冊子の今年度分を作成した。 |
実施効果 |
長年にわたり、佐原の大祭を中心にまちづくりを推進してきた記録を可視化したことで、まちづくりのテキストとして活用することができた。 1月にフィールドワークを行った、長野大学、及び県内大学がまちづくりのテキストとして活用した。 また法政大学のキャリア チャレンジのテキストして活用が予定されており、佐原で現場感覚を学ぶ有効なツールとなっている。 |
今後の目標など | 今後も佐原のまちづくりを学ぶテキストして、まちづくり関係者及び大学でまちづくりを学ぶ学生の現場を知ることができるテキストして活用していきたい。 |
4. 鹿島神宮氏子青年かなめ会(茨城県鹿嶋市)
助成事業名 | 鹿嶋及び佐原山車行事歴史・記録作成事業 |
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事業内容 | 現在鹿嶋市内で曳き出される宮中地区五ヶ町の他、過去に曳き出されていた神野地区、木滝地区の山車行事に関する歴史の可視化、資料収集、記録集編纂。また、各町内に乗演していた佐原囃子の下座連の歴史の整理、資料収集事業。 |
実施効果 | 各家庭や各地区に保管されていた資料を当会でアーカイブ化し、どこにどのような資料があるのかを整理できた。これまで山車行事について纏めた記録集が存在しなかったこともあり、地域にとって貴重な郷土史料を刊行することが出来た。 |
今後の目標など | 今回の事業においても、山車行事の歴史が全て明らかにされたわけでは無いので、山車行事関する資料収集は継続的に実施していきたい。また、当地域では山車行事に関する年表等を記録している組織は存在しないので、当会が年表を今後記録していき数十年に一度史料として地域に向けて刊行していきたい。 |
5. 特定非営利活動法人千葉自然学校(千葉県柏市)
助成事業名 | 伝統的建造物の保存事業 |
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事業内容 |
農泊 都市農村交流拠点「ろくすけ」の母屋西側茅屋根の補修と長屋門の補修の検討を行った。 茅屋根の補修については、幸い地域に職人さんが1人残っており、茅屋根ふきを習いたいという人と共に屋根の補修が完了した。 長屋門については、補修には1,000万円以上の経費が必要とわかり、費用負担の目途がなく、このまま置くと危険との判断で解体した。 |
実施効果 |
屋根は一部ではあるが、見事に補修がされ、茅屋根のおおらかな雰囲気が里山風景を一段と引き立てている。改修経費が一度に出せないため、ほぼ毎年のように少しずつ屋根を直しているが、そのたびに屋根 ふきを習いたい人に手伝ってもらうことにより技術の継承にも役立っている。 長屋門は解体を余儀なくされたが、古く危険な建物がなくなり庭全体が明る<広々とした空間になって、新たな利用法を検討している。 |
今後の目標など | これまで、築200年の古民家保全を念頭に置いて活動してきたが、新たに生まれた景観を見て、古きよきものを残しながら、新たな感覚で景観形成をし、自然とともに暮らす暮らしを次代に伝える場を都市住民の協力も得ながら運営してゆく。 |
6. 地域資源活用研究会(千葉県香取市)
助成事業名 | 伝統文化などの地域資源を活用した交流事業 |
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事業内容 |
地域には未来につなげていくべき、様々な文化資源があり、それらは地域の大切な資源として認識され、活用されてこそ受け継がれていくことが求められている。日本遺産やユネスコ無形文化遺産登録の文化財でもある佐原の山車行事の山車に乗っている各町の大人形等のいわれや歴史等を調査し、日本古来の楽器である筑前琵琶による物語の演奏の創作に取り組む。琵琶奏者の藤高理恵子氏と連携して取り組んだ。 町内にとって山車人形が町内のジンボルであり、大切なもので友る。その人形が日本の伝統文化である筑前琵琶の曲として語られることで、一層町内の誇りの醸成に繋がり、長く語り継がれていくものと思料される。 今年度は「小野道風」「源」の作品製作に取り組んだ。 さら11月に、佐原のコンパスを活用して、琵琶演奏会を開催した。 |
実施効果 | 町内にとって山車や人形は何より大切な地域の誇りである。町内にとってのジンボルを古典芸能楽器である琵琶で物語を語ることは、あらためて歴史や伝統の重み、大切さを認識するものである。町内の人たちとの交流のなかで創作活動が進められることで、より地域のおもいを込めた作風が期待され、一層の地域の言菩りを醸成することができた。 |
今後の目標など | 地域との連携・協力して行うことで、地域の誇りの醸成やシビックプライドの醸成につなげていきたい。まだafterコロナを見据えて十分感染症対策を講じ、創意工夫して地域の物語を掘り起こしていきたい。 |
7. かとり町並みあーと倶楽部(千葉県香取市)
助成事業名 | 伝統文化交流事業 |
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事業内容 |
古典芸能の演奏と舞踊の公演を行いました。 今回は公演会場を新設されたコンパスの小野川ホールにて開催。 長唄や古典舞踊を現在、日本の第一線で活躇している期待の若手が演奏と舞踊を演じ、また佐原囃子や佐原音頭などの地元になじみのある演目も披露していただいた。 |
実施効果 |
小野川ホールでの公演はお客様に大変好評だった。客席からもステージが見やすく音響も良好だった。公演内容についても舞踊に2名、長唄に3名、演奏に6名と豪華な構成で素晴らしいものであったと自負している。 また琵琶の藤高りえ子氏にも佐原の山車人形ゆかりの「大楠公」「小楠公」の演目を披露していただき佐原の新たな文化を披露した頂いた。藤高氏にはこれからも山車人形ゆかりの演目を創作していただく予定になっている。 |
今後の目標など | 次年度も会場を「小野川ホール」とし、さらに多くの集客を目指し佐原囃子や佐原の大祭の素晴らしさを広めていく所存です。 |
8. プラットフォーム佐原(千葉県香取市)
助成事業名 | 文化を活かした情報発信及び文化交流の推進事業 |
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事業内容 |
文化的資源(国の重要無形民俗文化財でユネスコ無形文化遺産録の佐原の大祭、国の重要伝統的建造物群保存地区に選定されいる日本遺産の歴史的町並み、旧官幣大社の香取神宮、日本三厄除大師の観福寺、伊能忠敬翁の遺品など)の情報発信を継続的に推進した。 ・手作り絵はがきを作成して、「佐原を有名に志隊」の隊員様に郵送した。佐原のまちなかで展開される活動を佐原の応援団等に対して周知したりした。 ・フェイスブック運営を行い、より詳しい情報を提供した。 ・「古典芸能·古典芸能に親しむ」や「筑前琵琶」の演奏等、伝統文化を生かした催しが行われた際は、宣伝用のチラシやポスターを作成したり、当日の運営を補助するとともに、動画・写真撮影を行ったりした。 ・地方情報誌のSTaDに、隔月ごとに佐原の記事を作成して掲載しもらい、北総地域一円に広く情報を発信した。 ・その他にも、イベントのチラシを作成して、集客に貢献するよう努めた。 |
実施効果 |
文化的資源の情報発信を継続的に推進することで、伝統文化の伝承や市民活動団体等の様々な活動を間接的に支援することができた。 フェイスブックによる情報発信、佐原応援団への手作り絵葉書や、伝統文化のイベントに関するチラシの郵送、チラシやポスターの配布などを通して、今後の佐原の伝統文化を活用した様々な活動や事業が展開される下支えを行うことができた。 |
今後の目標など |
大学生の研修を受け入れている団体等との連携により、佐原の伝統・文化を理解してもらい、将来的な佐原の応援団となってもらうための様々な活動や事業が展開される下支えを行うことで、更なる佐原のまちの活性化に向けて努力していく。 コロナ前のように観光客が戻ってきつつある。今後も佐原を有名に志隊の皆様、及び佐原の応援団とのパイプを切らすことなく、佐原の情報を発信し続けることで(フェイスブック運営、佐原応援団への手作り絵書の郵送、イベント情報の発信など)集客に繋げたい。 |
9. 特定非営利活動法人まちおこし佐原の大祭振興協会(千葉県香取市)
助成事業名 | 佐原の大祭および伝統文化のPR活動事業 |
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事業内容 | 佐原の大祭秋祭りに「佐原信用金庫ステージ広場」を運営し、地元の飲食物の販売、案内所の開設などを行うとともに、ステージ上では山車が通過する際、各町の協力により佐原囃子の手踊りの披露を行いまし た。また、ステージ上にオーロラビジョンを設置し、祭りの中日に行われた通し砂切の生中継、小野川沿いに設置した定点カメラによる山車乱曳きの状況、祭り期間中6箇所で行われた「のの字廻し」などの映像を放映し、来場するお客様の満足度の向上及び全国的な知名度の向上を図った。 |
実施効果 |
2023年佐原の大祭秋祭りは、最終日の悪天のため、午前中の山車乱曳きが行われないなど、天候に恵まれなかった。 「佐原信用金庫ステージ広場」のステージ上に設置したオーロラビジョンにより、通し砂切の映像、のの字廻しの映像、過去の佐原の大祭の映像などを放映したため、観光客からの評判も良く、山車の位置情報を確認できるデジタルマップの説明も行ったことから、お客様の満足も向上し、佐原の大祭の知名度向上に貢献できたと考えている。 |
今後の目標など |
2023年佐原の大祭秋祭りでは、山車の乱曳きの状況など生放映する予定だったが、電波状況などにより、画像を送信することが一部でできなかった。 このことから、翌年の放映に向け画像送信方法の検討を行い、生中継がスムーズに行えるよう工夫を加えたい。 また、オーロラビジョンでの放映内容を充実させるため、過去の大祭の画像や佐原の町並み、観光に係る画像などの掘り起こしを行い、映像コンテンツの充実を図りたい。 |
10. 食・文化研究会(千葉県香取市)
助成事業名 | 伝統・文化を活用した地域づくり事業 |
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事業内容 |
佐原はかつて、関東灘と呼ばれたほどの発酵のまちであった。清酒、醤油、味蔀、味噌、奈良漬けなどが盛んであり、江戸時代に、利根川舟運により江戸との交易が盛んに行われ、江戸という一大消費地を抱え隆盛を極めていた。 歴史的背景を踏まえ、発酵はこれからの地域における重要な資源であり、これらを踏まえ発酵の専門家との交流をとおして、これから現代の佐原の発酵のあり方を探るため、恵那市で開催された「全国発酵食品サミットin恵那」に参加し、視察及び関係者と交流した。 今大会において香取市が全国発酵のまちづくり推進協議会に参加し、市長が発酵のまちづくりを推進していく決意表明を行ったことから、行政も発酵のまちづくりを展開していくこととなった。 今年度は、発酵文化推進機構と連携して発酵の勉強会やワークショップを開催すると共に、先進事例の調査等を通して関係者との連携を深めた。 |
実施効果 | 発酵のまちづくりを市としても推進していくことが決定し、2024年度は香取市佐原で全国発酵食品サミットを開催する運びとなった。市主体で推進する政策に繋がったことは、今後の地域活性化につながっていくものと思料される。 |
今後の目標など | 発酵のまちづくりを推進し、新たな地域資源として育んでいく。発酵ソムリエによる体験ワークショップや商品開発等の研究フィールドにしていきたい。 |
11. 川崎 寛美(千葉県香取市)
助成事業名 | 地域の歴史の可視化事業 |
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事業内容 | 下総の国一之宮であり、日本遺産でもある香取神宮について、多くの人々に知っていただくため、神宮及び周辺の歴史を理解するため、今回は「香取志」とともに江戸後期の代表的入門書久保木清淵(1761~1829)著「香取参詣記」を口語訳して、香取神宮と周辺の歴史の解説付きでの冊子として取りまとめた。 |
実施効果 | 地元の人は歴史を学び香取神宮を拝殿、散策し、この地が日本書記の時代からの貴重な歴史を積み重ねてきた地であることを知ることで、より郷土に自信と誇りを醸成することにつながる。今回作成した冊子は、今後の神宮の散策の新たなテキストとして、また香取の歴史を学ぶうえで、随時活用していくことができる。 |
今後の目標など | 日本歴史、それも古代からの歴史を再発掘し、この地の持つ様々な資源の力を整理し、地域全体のポテンシャルを上げていくことで、よりこの地に訪れる専門家や研究者を増やしたい。併せて多くの集客に繋げていきたい。 |
12. 江戸東京学・水都佐原調査研究会(千葉県佐倉市)
助成事業名 | 江戸と佐原の交流にかかる調査・研究事業 |
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中止内容 | 本研究会の中心となる研究者が急遽海外留学が決定となってしまったことなどその他のエコ研研究者も体調不良がでてしまったため、今年度の研究活動(共同研究)が出来なくなってしまった。 |
中止理由 | 研究活動の延期(令和6年度に) |
13. 特定非営利活動法人佐原アカデミア(千葉県香取市)
助成事業名 | 伝統文化の継承、大学との連携によるまちづくり事業 |
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事業内容 |
日本遺産 重要伝統的建造物群保存地区に指定されている佐原地域で、まち全体をキャンパスとして、地域と大学との連携事業を展開するための拠点の運営を行った。人材育成事業として、2023年7月下旬~8月上旬にかけて、津田塾大学のインターンシップを実施、8月下旬には慶應義塾大学湘南キャンパスのフィールドワークを実施した。 11月には國學院大學地域連携フォーラム及び交流会に参加して、高山市とも連携を深めた。また、長野大学にて講義を行い、意見交換会に参加した。 2024年1月には長野大学の宿泊フィールドワークを実施し、2月初旬には、丸の内プラチナ大学のフィールドワークを実施した。 その他にも千葉大学学術研究イノベーション機構との意見交換を行い、各大学との連携を深めた。更に、法人会員である㈱エヌアイデイ主催の人材育成・起業支援事業「佐原のあしたプロジェクト」に協力した。 新たな地域資源として「発酵」をテーマに調査研究を行い、NPO法人発酵文化推進機構主催「発酵の学校」研修に理事長が参加し、「発酵ソムリエ」に認定された。 また、全国発酵食品サミットに参加した。 千葉県事業の「発酵ツーリズムモニターツアー」を実施し、事業について地域資源調査を行った。 |
実施効果 | 大学との連携を深め、学生と地域の関係人口を育んでいくことで、町衆との交流が深まり、佐原に深く携わってくれる人材が育成されることが期待できる。 |
今後の目標など |
コロナ禍以前のように、インターンシップ・キャリアチャレンジ・ゼミ研修、大学の授業での取り組みなどを、連携している大学と協議しながら推進することで、現場で実践者の講義を体験しながら、座学では得られない、感性もふくめて生きたまちづくりを学ぶ事業を展開する。このことによる関係人口の育成に真摯に取り組んでいくことで、地域の持続可能性を追求していく。 また、今後全国の発酵ソムリエとの交流を展開して、発酵に学ぶ場を構築していくことで、新たな集客·交流を推進していく。 (10月には全国発酵サミットを開催予定) |
14. 佐原アートプロジェクト実行委員会(千葉県香取市)
助成事業名 | メディアアート事業 |
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事業内容 |
下記のとおりメディアアート展覧会を開催した。 タイトル:「ハンマ,半間HANMA」アーティスト:東弘一郎氏開催期間:2024年4月29日(月)~5月4日(日) 会場:みんなの賑わい交流拠点コンパス(香取市佐原イ134-3) |
実施効果 |
本展覧会「ハンマ,半問HANMA」は、佐原の誇りというべき、佐原の大祭で曳き廻される山車の半間をモチーフにした観覧者体験型の大型アート作品の展示を行うもの。 2023年5月に、主催者がいなえギャラリーで開催した「デッカ・ハンマ・タイヤ・プロジェクト」では、大型アート作品の一部を構成する巨大木製車輪の展示をした。その後、2023年6月に東京渋谷のアートフロントギャラリーで完成品が展示され、高い評価を受けた。本展覧会「ハンマ,半間,HANMA」では、完成した大型アート作品の佐原への凱旋展示として、幅広く市民に親しまれているみんなの賑わい交流拠点コンパスで開催した。本展覧会では、東氏の新作大型アート作品に加え、役目を終えて地域で大切に保管されている使用済み半間を収集し、それらを一堂に会することで、佐原の歴史、未来を考える機会とした。 会期中の来場者は781名(4/30は休館日、会期5日間)を数えた。ゴールデンウィーク期間中ということもあり、多数の来場者から佐原の歴史・文化に触れられる素晴らしい展示であると高評価をいただいたほか、昨年実施の「デッカ・ハンマ ・タイヤ・プロジェクト」に続いての来場の観覧者も見られた。市民が先端的なアート作品に親しむ機会を創出する試みとして、一定の成果を挙げたものと考えている。 |
今後の目標など | 次回以降も地域に根付くアートイベントとして、年間1-2回程度の開催を計画しております。引き続きご支援を賜りますようよろしくお願い申し上げます。 |