助成先事業実績

平成25年度 助成先の事業実績

1.香取市立佐原小学校

助成事業名郷土芸能部楽器整備及び活動事業
事業内容郷土芸能部の楽器の新規購入を行いました。
これまで、部員の数に対して楽器の数が不足気味で練習に支障をきたしていましたが、本助成事業で小鼓等を新規購入したことで、練習の活性化と演奏の充実を図ることができました。
幼稚園の夏祭りやふるさとフェスタ等からの演奏依頼があり、活動の機会をいただいていますが、今後も積極的に演奏依頼にこたえていきたいと思います。

2.株式会社 八鶴亭

助成事業名八鶴亭壁修繕事業
事業内容創業明治18年の八鶴亭の建物は、大正・昭和初期に当時の職人が部屋ごとに粋な細工を加え建設されたものです。八鶴亭のシンボルでもある大広間の天井には屋久杉が使われ、各個室にも竹の編み込みや桜の自然木を巧みに使った柱など趣のあるところが随所にちりばめられています。本助成事業では、震災や経年による劣化等修繕が必要な箇所も多い状況の中で、特に損傷の激しい壁、畳の修繕を実施いたしました。
修繕前は、ひび割れた壁より雨水が室内に入り込み、その都度壁の剥離、畳の損傷が進みましたが、今回の助成事業でこれを修繕することができました。同時に新しい畳や修繕された壁により、大広間の屋久杉を使った天上等の各部屋の細工も引き立ち、来亭された多くの方に建設当時の八鶴亭の魅力を感じていただくことができております。
八鶴亭は日本国内でも数少ない木造3階建ての建物のため、建物の保存には耐震補強など、まだ多くの課題が残されています。しかしながら、大正・昭和初期に職人が技を競い贅を尽くして建設された八鶴亭のすばらしさを今後も多くの方にご覧いただくために、課題を一つひとつ乗り越え、部屋ごとに職人が精魂こめ施した細工を、後世に残す財産の一つとして守って行きたいと思います。

3.千秋會囃子連

助成事業名佐原囃子に使用する楽器類購入事業
事業内容演奏楽器の新規購入及び維持管理の費用充当をいたしました。
本助成事業では、佐原囃子の演奏活動に伴い、劣化が見込まれる演奏に必要な小太鼓胴2個、小太鼓皮4枚、締め金具2組を松本太鼓店にて製作・購入しました。
今後も佐原囃子の演奏活動を積極的に行うとともに、地域の小学校や子供会などにおいて、郷土芸能の体験教室等を開催し佐原囃子の後継者育成に励んでいきます。

4.香取市立佐原中学校

助成事業名郷土芸能部用具修繕及び活動事業
事業内容郷土芸能部用具の修繕及び購入を行いました。
本年度は、用具の修繕および購入が文化祭終了後だったため、「3年生を送る会」での郷土芸能部の活動発表時に、太鼓・半纏・小鼓を使って演奏を行いました。以前は上部からの照明のみで顔が影になっていましたが、本助成事業で購入した“フットライト”の使用により、顔が明るく照らされるようになり、表情豊かに演奏する生徒を見せることができました。
「郷土芸能部」は、ほぼ毎日練習を行い、定期的に演奏も行っているものの、全体の生徒不足により、どの部も部員数が激減しており、郷土芸能部も例外ではありません。同時にPTA会費の減少に伴い部費も減少し、高額な用具の修繕および購入は、ここ数年困難な状況でした。校内の演奏も体育館での演出に乏しい状況の中、フットライトによる演出は、例年になくアンコールがでるほどの盛り上がりを見せました。
今後も市内及び市外での行事への参加により、佐原の伝統芸能を広めるとともに、後継者(後輩や次世代)の増加に寄与すべく活動していきます。さらに、佐原の「夏・秋の大祭」が全国的に有名になるだけでなく、外国人観光客にも受け入れられ、国内外問わず多くの人たちが佐原を知り、佐原に住みたいと思えるような活動をする人間の育成に努力していきます。

5.プラットフォーム佐原

助成事業名歴史的建造物活用事業
事業内容歴史的建造物を活用し、「茶会」「第1回佐原学研修会」「佐原の魅力を伝える地域成果展およびミニ講座」「雛飾り展示」を行いました。
茶会では、茶道の講師をお招きして、薄茶のお手前を日常とは違う空間(歴史的建造物内)で学ぶことで、より深く茶の湯を楽しみ、文化に親しむことができました。佐原学研修会では、日本測量協会副会長の星埜さんを招いて、伊能忠敬について、佐原における優れた名主、また、正確な日本地図の制作という世界に誇れる偉業を成し遂げた人物としての両面から学ぶことで見識を高めました。地域成果展では、東京情報大学と連携して、佐原の魅力を発信する新たな試みを展開することができました。雛飾り展示では、格式あるお雛様の展示をすることで、文化の情報発信に活用することができました。
今後は、25年度は悪天候のため実施できなかった舟茶会の実施や、第2回佐原学研修会の実施、由緒ある雛飾りの展示など、佐原の文化的知識を深めながら魅力を発信していきたいと思っています。

6.佐倉山車人形保存会

助成事業名横町山車人形「石橋」の胴体制作事業
事業内容横町山車人形の老朽化に伴い、胴体の制作を行いました。
明治12年に東京の八重洲一丁目より購入した山車人形「石橋」も、135年が経過し老朽化のため手足の位置が下がり、ガタツキが激しい状態なので、本助成事業により当時の技法で作り直しました。
人形胴体が購入当時の状態に戻り、手足の接合部のガタツキもなくなり、祭礼における山車・運行にも長年耐えられるようなしっかりとしたものとなりました。
山車の四方幕がかなり傷んでおり、同様のものを新規で作り直したいと考えています。更には人形の能衣装複製もその後の目標としています。

7.かとり街並みあーと倶楽部

助成事業名歴史的建造物活用事業(音楽会)
事業内容佐原の「いなえ」の蔵を会場にして音楽会を開催しました。
演目は「小さな音楽会~春のコンサート~」と題し、東京芸術大学の生徒と卒業生による長唄三味線の歌舞伎「勧進帳」の解説と演奏やクラシックのバリトン歌手による日本の歌曲の演奏などです。
4月19日と26日の2回の公演で、延べ111名の参加を頂き、大変喜んで頂きました。また「いなえ」の蔵に初めて入られた方もいて歴史的な建造物の素晴らしさも認識して頂きました。このような歴史的建造物を利用した音楽会によって、佐原の町並の素晴らしさと芸術を大事に育てている佐原の文化を感じて頂けたらと思います。
佐原にはまだまだ素晴らしい歴史的建造物があり、そのような施設を利用した催しを行い、伝統ある建造物と文化を広く大勢の人に触れてもらいそれらを守っていく意義を感じて頂きたいと考えています。

8.佐原の大祭全国展開実行委員会 佐原囃子部会(亀甲会囃子連)

助成事業名佐倉囃子演奏のための楽器購入
事業内容佐原囃子演奏のための大太鼓を購入しました。
平成26年1月18日、19日に行われた、亀甲囃子連の演奏にて新規購入した大太鼓を使用して演奏を行いました。大好評を得て無事イベントを終了することができました。
本助成事業で購入しました大太鼓は、今後も佐原および佐原の大祭、佐原囃子のPR活動に使用してまいります。これからも亀甲連メンバーは力を合わせて活動を行いたいと思います。

9.佐原の大祭全国展開実行委員会 山車舞踊部会

助成事業名佐原舞踊の伝承及び振興
事業内容衣装や小物の購入、各種イベントステージへの出演をしました。
佐原の大祭PRを行うために、踊り手を支援する環境づくりとして、手踊りの指導と同時に衣装や小物等を用意する必要があり、本助成事業で衣装や小物を揃えました。
佐原の大祭時には、特設ステージで佐原囃子と手踊りを披露するため、手踊りの指導や衣装等を整え、祭りに華を添えることができました。また、佐原の大祭を全国展開し多くの方が佐原に訪れて頂くために、池袋サンシャインで開催された旅フェアでの舞踊披露や、東京ドームで行われたふるさと祭でお祭りひろば、ふるさとステージにて5回出演し全国にアピールするとともに、観光地としての香取市(佐原)の知名度向上に貢献しました。震災以降停滞している地域経済の復興も図れたと思っています。
今後も佐原の大祭や各種イベント等で手踊りを披露し、佐原の文化・伝統の継承を次世代に繋げていきたいと思います。